ようこそ! open.Yellow.os へ
私達が求めるのは「自由」「冒険」「挑戦」です
日々進歩するコンピュータテクノロジーにおいて、
使いやすく安定したオペレーティング・システムの存在はとても重要です。
しかし、本当にそれだけで良いのでしょうか?
私達は考えます。
何者にもとらわれない「自由」を
好奇心をくすぐる飽くなき探究心を満たす「冒険」を
高い壁が立ちはだかったとしても怯むことなき「挑戦」を
オペレーティング・システムであっても
それはとても重要であると。
「open.Yellow.os project」はそんなチームであり、
「open.Yellow.os」はそんなオペレーティング・システムです。
概要
open.Yellow.osの概要は以下のとおりです。
- バージョン番号: open.Yellow.os 24.08 Freesia
- リリース日: 2024-08-02
- OS タイプ: Linux
- カーネル: Linux Kernel 6.1.0
- ベースシステム: Debian 12(bookworm) stable
- デスクトップ環境: GNOME 43.9
特徴とメリット
シンプル
シンプルなLinuxディストリビューションのメリットは、使いやすさにあります。直感的で分かりやすく、初めての人でも簡単に操作できます。
日本語対応
open.Yellow.osは日本で開発されており、標準で日本語表示/日本語入力に対応しています。
選べるユーザーインターフェース
open.Yellow.osでは多くの方に使っていただけるように、ユーザーインターフェースを切り替える機能を搭載しました。「oYo UI Changer」アプリを使うと、ユーザーインターフェースを切り替えれます。
ユーザーインターフェースは以下の3つから選択できます。
oYo Original Style(oYo オリジナル)
Windows UI Style(Windows風)
Mac UI Style(macOS)
「oYo UI Changer」アプリの使用方法は以下の記事を参照してください。
https://openyellowos.com/howtouse/oyo-ui-changer/
セキュリティと堅牢性
堅牢なファイルシステム
open.Yellow.osでは、デフォルトのファイルシステムにbtrfsを採用しました。
Btrfs は、耐障害性、修復、および簡単な管理に重点をあいたファイルシステムです。
TimeShiftアプリ
「TimeShift」アプリは、システムの復元ポイントを作成するアプリです。
open.Yellow.osの標準ファイルシステムであるbtrfsと組み合わせると、短い時間で復元ポイントを作成することができます。万が一、アップデート後に不具合が発生した場合は、復元ポイントまでシステムを戻すことができます。
ファイアウォール
open.Yellow.osには、「ファイアウォール設定ツール(Gufw)」を標準で搭載しています。
デフォルトで、受信トラフィックは[拒否] 、送信トラフィックは[許可]に設定されています。
タブレット対応
open.Yellow.osは、タブレットPCにもインストールできます。
ソフトウェアキーボードを使うことで、キーボードレスで操作ができます。
タブレットPCでoYoを使用する方法は以下の記事を参照してください。
メモリ圧縮機能
oYoでは、メモリ圧縮機能(zram)をデフォルトで有効にしました。
zramは、物理メモリを圧縮して物理メモリ内にスワップ領域を保持する機能です。
ストレージと比べ物理メモリは格段にアクセス速度が早いため、ストレージにスワップするよりも高速に動作します。
特に物理メモリが4GB未満など、メモリが少ない場合には大きくレスポンスが改善されます。
アプリケーションの一括更新コマンド “pacup”
コマンドを使い慣れている方は、ターミナルから”pacup”と入力してください。
“pacup”コマンドは、aptおよびflatpakでインストールしたアプリケーションを一括で最新に更新します。
システム要件
最低システム要件
- 1.6 GHz デュアルコアプロセッサ以上(64bit)
- 2 GB 以上のシステムメモリ
- 15 GB 以上の HDD または SSD の空き容量
- 1024×768 ピクセル以上のモニタ解像度
- DVDドライブまたはUSBポート(インストールメディアとして使用)
- インターネットアクセス(推奨)
推奨システム要件
- 2 GHz デュアルコアプロセッサ以上(64bit)
- 4 GB 以上のシステムメモリ
- 25 GB 以上の HDD または SSD の空き容量
- 1024×768 ピクセル以上のモニタ解像度
- DVDドライブまたはUSBポート(インストールメディアとして使用)
- インターネットアクセス(推奨)
インストールイメージ
インストール用イメージデータは、以下からダウンロードできます。
既知の不具合
既知の不具合は、以下のページをご確認ください。
GitHub Isuues Bugs
注意事項
- NVIDIA および AMD のビデオカードの使用について、現状では別途ドライバのインストールが必要になります。 必要に応じてインストールしてください。ただし、動作確認を行っていないため、ドライバのインストールは自己責任で行ってください。
- 「IEEE 802.11ac」および「IEEE 802.11ax」規格のワイヤレス・ネットワークを利用する場合、別途ドライバのインストールが必要となります。必要に応じてインストールしてください。ただし、動作確認を行っていないため、ドライバのインストールは自己責任で行ってください。
開発者向け情報
コードリポジトリ
oYoでは、ソースコードをGitHubで管理しています。
https://github.com/openyellowos
※oYoのインストールメディアは、「open-Yellow-os」リポジトリのソースコードから作成されています。
開発への参加方法とガイドライン
oYoの開発に参加するには、いくつかの方法があります。
1.oYoを使用して、その感想を開発メンバーへ伝える
2.GitHubへIssueの投稿
3.GitHubのソースコードへPullRequestの送信
4.open.Yellow.osの開発メンバーになる
開発メンバーになりたい方は、以下のページをお読みになった上で、参加希望の連絡をお願いします。
・コミュニティルール
・open.Yellow.os プロジェクトへの参加について
コンタクト
oYo開発チームへのお問い合わせは、以下からお願いします。
1.お問い合わせフォーム(Googleフォーム)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScXMkfadSLVLYalSp79aopakAJ0wJeO7Y3Z5s032eiXflQh8A/viewform
2.公式X(旧Twitter)
https://x.com/openyellowos