2022年12月から、oYoプロジェクトに対する根拠のない攻撃や嫌がらせ投稿がSNS上で続けられており、もうすぐ2年が経とうとしています。これらの投稿には、事実と異なるデマや根拠のない憶測が含まれており、プロジェクト運営に対して迷惑と混乱をもたらしています。ここでは、これまでの状況と私たちの立場について説明し、今後の対応方針を明らかにします。
嫌がらせを行っている主要なメンバー
おーげ氏
oYoプロジェクトの初期メンバーで、2022年11月までプロジェクトのメンバー集めやマネジメントを担当。2022年12月にプロジェクトを退き、それ以来、oYoに対する批判的な投稿を続けています。
X(旧Twitter)アカウント
- お〜げさん Japan_2ndーJotch-96くん代理人(@monimoni_00_2nd)
- お〜げさん(@monimoni_003)
- お〜げさん 3rd_MXOG&カスタムLinux(@o_gesan_3rd)
- お〜げさん-予備アカウント(@o_gesan_japan)
Note
Jotch-96氏
oYoプロジェクトの元メンバーで、おーげ氏と共にプロジェクトを退会。PlasmaLinuxを主催しており、oYoプロジェクトが自らのプロジェクトを潰したと主張し、謝罪要求や開発中止の要求を行っています。
X(旧Twitter)アカウント
PlasmaLinux公式ページ
https://plasmalinux.github.io/
緑ノ忍者氏
おーげ氏やJotch-96氏の主張に賛同し、oYoプロジェクトに関する批判的な投稿を行っています。
X(旧Twitter)アカウント
嫌がらせ行為の方法
これらの人物がとっている嫌がらせは、oYoを批判するグループを形成し、グループ内で批判的な話題を共有するほか、経験の少ない若年層をグループに引き込んで妨害行為に利用するなどの方法が取られています。また、プライバシーの侵害や長期間にわたる執拗な監視、根拠のない憶測の事実化、不正に取得した情報の拡散など、多岐にわたる嫌がらせ行為が行われています。さらに、自身を正当化し、周囲からの同情を得るために誇張や虚偽を用いることで、責任を回避する態度も見られます。こちらが応答しても話題をすり替え、質問に答えないことで、建設的な対話が成り立たないのが現状です。
おーげ氏、Jotch-96氏の主張へのoYoプロジェクトの見解
おーげ氏はプロジェクトを辞めさせられた/BANされた
oYoの初期段階で、ベータ版リリース直後にサポート対応で対立が生じました。おーげ氏が強い発言で他メンバーに支援を要求したため、プロジェクト内で混乱が発生し、複数のメンバーの協議の結果、アカウントをBANする対応を取らざるを得ませんでした。
詳細な経緯
- oYoベータ版リリース時、おーげ氏はメンバーの反対を押し切り、日中もサポートを行うことを決断。
- oYoベータ版をリリースして2日くらいで、サポートが回らないとの理由でほかのメンバーに対して支援を強く要求。
- しかしoYoメンバーは会社員,学生がほとんどで日中のサポートは難しい状況であったが、おーげ氏は支援に消極的なメンバーを強い言葉で非難した。
- 4日目にサポートを投げ出す発言があったため、oYo公式アカウントから、日中のサポートはできないことを発信
- oYoプロジェクトは混乱状態になる。
- 2022/11/30 09:37 おーげ氏がoYoのDiscordに「私が勝手に考え行動・対応・途中放棄でご迷惑お掛けしました事をお詫び申し上げます」と投稿
- 2022/12/01 10:59 おーげ氏が辞めることをプロジェクトメンバーへDiscordでアナウンス
- 2022/12/02 おーげ氏をoYoのDiscordから追放(BAN)した
おーげ氏をoYoのDiscordから追放(BAN)した理由
おーげ氏の非公開情報へのアクセスが続くのはリスクがあるため、複数のメンバーで協議の上、DiscordアカウントをBANしました。この対応はプロジェクトの安全性を守るための適切な措置です。
PlasmaLinuxを潰したという主張
根拠がありません。PlasmaLinuxを存続するか否かは、PlasmaLinuxのメンバーが決定することであり、oYoがその判断に関与することは不可能です。
Jotch-96氏の高校中退や海外移住の原因がoYoにあるという主張
事実無根です。高校中退や国外退去は本人の決断であり、oYoがその決定に影響を与える立場にはありません。
oYoプロジェクトが出した謝罪文にJotch-96氏の本名を公開したという主張
当時、oYoプロジェクトが公開した謝罪文には、Jotch-96氏が使用していたX(旧Twitter)のアカウント名が記載されていました。これは、私たちが謝罪の意を伝える際、その対象者を特定するためにアカウント名を明示したものであり、謝罪文をそのアカウント名宛に書くことは、ごく自然な対応と考えております。
また、「アカウント名が本名である」という情報については、私たちが公開したものではなく、おーげ氏/Jotch-96氏自身が開示されたものであることも付け加えておきます。
オープンソースで金儲けをしているという非難
oYoのベースであるDebianは商用利用を認めており、プロジェクトメンバーや第三者が収入を得ることには何の問題もありません。「オープンソースでの金儲け禁止」という考えは個人の価値観に過ぎず、これを押し付けることは不適切です。
oYoがおーげ氏の個人情報(病気)を悪質な形でネット上に拡散させたという主張
oYoプロジェクトが、おーげ氏の病気に関する情報を記載したのは、oYoメンバーだけが閲覧できるDiscordサーバ内に限定されていました。
おーげ氏は2022年12月以降、このDiscordサーバからBANされており、病気に関する情報を閲覧する権限はありませんでした。にもかかわらず、おーげ氏が何らかの方法でこのサーバ内のやり取りを不正に入手し、自らその内容を広めたと見られています。
さらに、おーげ氏は自身のX(旧Twitter)などで、この情報を積極的に拡散し、「oYoが個人情報を拡散させた」として「oYo=加害者、おーげ氏=被害者」という構図を作り上げようとしています。この行為は現在も続いており、病気に関する情報を拡散しているのは他ならぬおーげ氏自身です。
守秘義務違反の指摘
oYoプロジェクトは日本の法律を遵守しており、守秘義務違反とされるような行為は行っていません。
今後の対応方針
現在の状況は、プロジェクト運営に悪影響を及ぼしています。また、oYoメンバーに加え、応援してくださる方々に対しても詮索や無礼な対応がなされているほか、Linuxの普及に貢献しているDebian-JPプロジェクトや日経Linux(日経BP)などへの無礼な態度も見られます。oYoプロジェクトとして、これらの行為は容認できません。
今後はおーげ氏、Jotch-96氏、緑ノ忍者氏と直接のやり取りを行わない方針を取ります。嫌がらせ行為が続く場合、私たちは警察や弁護士と連携し、法律に基づいた適切な対応を行います。すべての対応において透明性と公正さを重視し、今後も誠実にプロジェクトを運営してまいります。
おーげ氏が脱退後のoYoプロジェクトについて
- おーげ氏がメンバー集めを担当していた影響で、一部メンバーが彼の後を追って脱退しましたが、残るメンバーで体制を立て直しました。2022年12月の妨害開始以降も、oYoプロジェクトは皆さまの期待に応えるべく、日々改善と機能追加を続けてきました。『open.Yellow.os 23.04 dandelion』や『open.Yellow.os 24.08 Freesia』のリリースは、その成果の一部です。
- プロジェクトは現在も進展しており、メンバーからの提案やユーザーからのフィードバックをもとに改善を進めています。
読者の皆さまへ
oYoプロジェクトを応援してくださっている皆さまには、日々のサポートに心から感謝いたします。皆さまの励ましが、私たちのプロジェクトを前進させる大きな力となっています。
最後に、oYoプロジェクトからの主張だけでなく、相手方の主張にも目を通していただき、公平な立場から判断していただけるようお願いいたします。私たちは、多くの方に安心して使っていただけるLinuxディストリビューションを提供するため、今後も全力で開発を進めてまいります。
補足
- アカウントやID、URLは公開日時点のものです
更新履歴
2024/11/01 初版