いつもお世話になっております。open.Yellow.os サポートマネジャーのunknown_nekoです。公式サイトがセキュリティソフトからフィッシングサイト扱いされている件に関してのご報告になります。
【障害内容】マカフィー ウェブアドバイザーでopen.Yellow.os公式サイトがフィッシングサイトとして検知されている
2023年10月31日 フォロワー様から、マカフィー株式会社様提供のプロダクト「マカフィー® ウェブアドバイザー」にて公式サイトがフィッシング詐欺扱いされることをご報告頂けました。感謝を申し上げます。
(フォロワー様に負担がかからないよう、フォロワー様は匿名にて記載致します)
マカフィー株式会社様は、以降マカフィー社と記載致します。
マカフィー® ウェブアドバイザー
https://www.mcafee.com/ja-jp/safe-browser/mcafee-webadvisor.html
出典:フォロワー様掲載の誤検知の画像
障害対応状況進捗【2023年11月01日時点】
現在も対応中の状況です。以降はこのページを編集してご報告致します。
2023年11月01日 09:05にマカフィー社のカスタマーセンターに電話問い合わせ
回答内容内容を要約致しますと「フィッシングサイト判定になったのは企業秘密により回答できないが、異議申し立てフォームがある。異議申し立てを行って欲しい」とのことでした。
2023年11月01日 09:10 カスタマーセンターの回答に従って異議申し立てを開始
下記のマカフィー社の手順で異議申し立てを開始
https://www.mcafee.com/support/?locale=ja-JP&articleId=TS102899&page=shell&shell=article-view
実際にフィッシングサイト扱いされていることを確認致しました。
前述のサイトのユーザ登録を済ませて、異議申し立てを開始致しました。実際はOptional commentにも異議内容を記載しておりますが、弊組織のセキュリティ維持の観点から内容は伏せさせて頂きます。
2023年11月01日 09:58 異議申し立て完了
マカフィー社に異議申し立て(サイトの再レビュー)をご依頼完了致しました。
残作業
マカフィー社のレビュー結果後に、再発防止策の提示や対策実施内容をご報告致します。
解消致しました。
2023年11月03日に一旦解決 しかし・・・
ご報告いただけた有志様から、誤判定が解消したご連絡を頂けました。
出典:フォロワー様掲載の誤検知解消の画像
しかし内部では・・・
コミュニティルールの守秘義務に抵触するため、内容の明記ができないのはご容赦ください・・・
2023年11月04日 完全解決
効果的だった施策
- 公式サイト構築用ソフトウェアに、プラグインでファイアウォールを導入する
- ブラウザ側でHTTP ⇒ HTTPSに自動リダイレクトしている可能性があったので、HTTPS固定に
- ホスティング会社側のサービスで、HTTPS化が無料でできたので実施
- 管理者権限持ちは、信頼できるN人で構成し、ログインには2段階認証を必須とする
失敗だった施策
- 管理画面ログイン用のURLを変えるプラグインは、入れない方が良い
- 万が一ソフトウェア側の脆弱性でクラッキングされた時は、手遅れになる
- ソフトウェア内の管理者権限持ちですら、URLが分からなくなるため
不要だった施策
フィッシング詐欺判定が、米国司法の基準だった可能性がありました。しかし、日本司法の基準でのサイト構成で問題ありませんでした。
再発防止策
- unknown_nekoのMicrosoft Edgeにマカフィー ウェブアドバイザーを導入する
- 不定期に巡回し、時流に沿ったサイバー犯罪対策措置を実施致します
- 下記サイトの「Mcafee Real-Time Database」のReputation値の判断を、GitHub Actionsで自動化できそうであれば実施致します
最後に
有志様、ユーザの皆様に誤解を与えるサイト状態になっており、お詫び申し上げます。マカフィー社のレビュー結果を元にサイト改善に努めますので、解決までのお時間を頂ければと思います。
解消は致しましたが、有志様、ユーザの皆様をお騒がせしてしまったことをお詫び申し上げます。再発防止に向けて、善処致します。
変更履歴
2023年11月01日 新規作成 更新者:unknown_neko
11:29 「最後に」の見出しと内容を追加
2023年11月05日 追記 更新者:unknown_neko
0:51 完全解決したため、メニュー、カテゴリの新設などを行いつつ時系列、再発防止策や施策掲載や誤字修正